大正13年創業紙問屋直営の紙の専門店

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断裁加工とは?料金や頼み方など

「断裁加工」と聞くと、印刷会社をはじめ、専門的な仕事の方のサービスと思われがちですが、実は断裁加工は一般の方にも多くご利用いただいています。

例えば、A4サイズを購入しA5サイズにしたり、規定サイズにはないオリジナルサイズに断裁したりすることで、実際に紙を使いやすくするための加工です。

今回はみなさんにとって「断裁加工」を気軽にご利用できるように説明させていただきたいと思います。

断裁加工とは

断裁加工とは、紙を直線にカットする加工です。

普段誰もが手にする機会が多いコピー用紙やノートなども、元々あのサイズで作られているわけではなく、全判(製紙メーカーから流通されるシート状の大きな紙・原紙)と呼ばれる「とても大きな紙」を断裁して作られています。日常的に目にするほとんどの紙製品は、断裁加工を経て作られています。

断裁加工の使用事例

当社で行っている断裁加工は、印刷会社やパッケージ会社、製本会社に納入する前に印刷機などの加工する機械に合わせて断裁することが多いのですが、他にも個人のお客様でブックカバーの作成やラッピング、カレンダーや同人誌などに使用するのに、断裁のご希望をいただくことがあります。

断裁加工の風景

今回は全判の紙をどのような機械で断裁し、どのような工程を経てお客様のご要望している商品になっていくかをご紹介したいと思います。

この断裁機を使用して紙を加工します。

日々、大量の紙を加工するのにフル稼働で動いています。

今年新しく導入したばかりの最新の断裁機です。

この台に全判サイズの紙を載せて断裁します。

この時は625mm×880mmサイズの紙を断裁しています。

紙を台の角に当て、刃を落とす(切る)際に紙のズレがないよう整えます。

紙を台に乗せた後に奥まで押し込み手前から断裁します。

この時に紙を固定する力は約2tと言われていて、ケガを防止するセンサーなどがついてはいますが、指などを挟まないように慎重に行っています。

断裁する時の刃も1m超えの刃で、週に何度も研いで使用します。

断裁する時もまた紙を固定するときと同じで慎重に作業を行います。

希望サイズに断裁し終わったものを包装して終了です。

この様な作業を経て、希望サイズに断裁された紙が印刷会社等で印刷機に通されていきます。

この作業をする人は断裁士と呼ばれていて、このサイズの紙ならば希望のサイズは何回切って、何枚取れるかを常に考えながら作業をします。

注意点としては、常に直角を取りながらの断裁なので、長方形や正方形以外の形(円形や菱形や台形等)にはできません。

皆さんのなじみのある紙のサイズは、本日ご紹介したような断裁機や断裁士が深く関わっています。

*断裁加工を注文する時の注意点

※1辺が100mmより小さいサイズに断裁加工はできません※

*断裁加工のお問い合わせ

そうは言っても断裁加工って難しそう、と悩む前に、ぜひお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらからお願いします。

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