大正13年創業紙問屋直営の紙の専門店

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クーポンやサービス券は「紙」製で「オリジナル性」を出すのがおすすめ

デジタル化が進む現代社会において、クーポンやサービス券の発行もデジタル化が進んでいます。

しかし、紙製のクーポンやサービス券にはデジタルでは味わえない魅力と利点があります。

ここでは、なぜ紙製のクーポンやサービス券がオリジナル性を出すためにおすすめなのか、今回はその理由について掘り下げてみました。

物理的な触感が生む価値

紙製のクーポンやサービス券は、手に取って触れることができるため、より一層の価値を感じさせます。

デジタルデータでは味わえない「手触り」や「質感」が、クーポンやサービス券に対する感謝の気持ちを深め、顧客の心に残るのではないでしょうか。

特別な加工やデザインが施された紙製の券で心に残るクーポンやサービス券を作ってみましょう。

ブランドの個性を表現

紙製のクーポンやサービス券は、そのデザインや素材によってブランドの個性を表現する絶好の機会。

高品質な紙やユニークな形状、印刷技術を駆使することで、他のブランドとの差別化を図ることができます。

例えば、エコフレンドリーなリサイクル紙などを使用することで、環境への配慮を示すこともできます。

物理的な保管と記憶

紙製のクーポンやサービス券は、デジタルとは違って物理的に存在するため、顧客の手元に残りやすいです。

冷蔵庫のドアに貼ったり、財布の中にしまったりすることで、頻繁に目にすることになります。

これにより、ブランドや店舗を思い出すきっかけを提供し、再来店の動機づけになります。

思い出の品としての価値

特別なデザインや記念日用の紙製クーポンは、単なる割引券としてだけでなく、思い出の品としても価値があります。

イベントやキャンペーンの際に発行されたクーポンは、後々まで手元に残り、顧客にとっては楽しい思い出を振り返るきっかけとなるでしょう。

デジタルと紙の融合

デジタルと紙を組み合わせることで、より効果的なマーケティングが可能になります。

例えば、紙製のクーポンにQRコードを印刷することで、デジタルコンテンツや追加情報へのアクセスを提供できます。

このように、両方の利点を生かすことで、クーポンやサービス券の価値をさらに高めることができます。

クーポンを作るのに適した紙

紙製のクーポンは、その質感やデザインが直接的にお客様の印象に影響を与える重要なツールです。

クーポンを目立たせ、使いやすく、印象深いものにするためには、適切な紙を選ぶことが欠かせません。

ここでは、特におすすめの3つの紙素材――色上質紙、上質紙、クラフト紙――について、それぞれの特徴や用途をご紹介します。

1. 色上質紙

特徴とメリット

色上質紙は、鮮やかな発色やナチュラルな色味が特徴の紙です。

豊富な色バリエーションがあり、印刷物を彩るデザインに最適です。

また、適度な厚みがあり、折り曲げても耐久性が高いため、頻繁に使われるクーポンに適しています。

 

色上質紙 商品画像

カラーとデザインを目立たせたい場合に最適

こんな場合におすすめ

デザイン性を重視したいとき(例えば、ブランドカラーを目立たせたい場合)

見た目で一目で目を引きたいとき

高級感や親しみやすさを演出したい場合

注意点

色味によっては印刷デザインが若干見えにくくなることがあるため、濃い背景色を使う場合は文字色に注意が必要です。

2. 上質紙

特徴とメリット

上質紙は、表面にコーティングがない滑らかな手触りと、印刷時の発色性の良さが特徴です。適度な白さがあり、文字や画像をくっきりと際立たせることができます。

また、軽量で扱いやすいので、大量のクーポンを印刷する場合にもコストを抑えられるのが魅力です。

 

上質紙 商品画像

シンプルでコスト効率の良い選択肢

こんな場合におすすめ

シンプルで清潔感のあるデザインのクーポンを作りたいとき

大量に印刷したいとき(コストパフォーマンスを重視)

情報をわかりやすく伝えたい場合(特に文字主体のクーポン)

注意点

コーティングされていないため、汚れやすさには注意が必要です。使用環境を考慮しましょう。

また、45kg~70kg程度の薄い紙を選んでしまうとチープ感が出てしまうので、90kg以上の紙を使うことをおすすめします。

3. クラフト紙

特徴とメリット

クラフト紙は、ナチュラルで素朴な風合いが特徴の紙です。

独特のブラウンカラーが温かみを演出し、エコ志向や手作り感をアピールしたい場合に最適です。

厚みがあり、耐久性も高いため、持ち運びにも適しています。

 

クラフト紙 商品画像

ナチュラルでエコなイメージを演出

こんな場合におすすめ

環境に配慮している印象を与えたいとき

ナチュラルで親しみやすいデザインを目指したい場合

カフェや雑貨店など、特定のテーマにマッチさせたい場合

注意点

発色が控えめなため、色を使ったデザインには工夫が必要です。

また、紙自体の色が濃いため、文字の視認性を確保するために濃いインクを使用することをおすすめします。

 

上記3点以外にもおすすめできる紙はたくさんありますが、目的に応じて紙を選ぶことが大切です。

クーポンの用途やデザインに応じて、また、お店やブランドのコンセプトに合った紙を選び、魅力的なクーポンを作りましょう!

プリンターを使う場合の注意点

クーポンを作成する際に、手書きであればどんな色や素材の紙を使っても問題はありませんが、印刷をする必要がある場合は印刷機の仕様を確認する必要があります。

印刷するデータで色の濃い背景を使っている場合に、色の濃い紙を使用した場合はデザインデータ通りの色が出なくなります。

印刷用のインクは透明のため、カラー紙の上にカラーで印刷すると用紙の色が反映されてしまい、デザインデータより色味が濃くなってしまう場合や、見えづらくなります。

また、プリンターで休止できる紙の厚さはそれぞれのプリンターで決められていますので取扱説明書などで確認してください。

下記の画像はレーザープリンターで上質紙、色上質紙、クラフト紙を印刷したものです。

それぞれプリンターとの相性は良い紙ですが、色によって印刷の印象が変わりますのでご確認いただければ幸いです。

 

デザインデータの背景の色が薄い場合

右側の大きい画像が元データの画像、左側の小さい画像がそれぞれの用紙で印刷した画像。右から上質紙、色上質紙、クラフト紙です。

商品画像

 

背景の色が薄い場合は、多少データの色と出力後の色は変わっていますが、大きな印象の変化はありません。

データの色が紙の色や素材を活かした印刷が可能です。

 

デザインデータの背景の色が濃い場合

右側の大きい画像が元データの画像、左側の小さい画像がそれぞれの用紙で印刷した画像。右から上質紙、色上質紙、クラフト紙です。

商品画像

背景の色は濃い場合は上質紙のような白い紙を使用する場合はデータの色は変わりませんが、色上質紙、クラフト紙の場合は元データの色と差異がでています。

 

 

紙製のクーポンやサービス券は、単なる割引のツールにとどまらず、ブランドの個性やお客様とのつながりを深めるための強力な手ツールです。

デジタルの利便性も大切ですが、紙の持つ温かみや特別感を取り入れることで、より深い印象を残すことができるのです。

是非、次回のキャンペーンで紙製のクーポンやサービス券を活用してみてはいかがでしょうか。

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