梱包やラッピングにおすすめ!クラフト紙の特徴と使い方とは?

紙は種類によって、色味や光沢感、手触りなど、さまざまな違いがあります。
今回はクラフト紙に注目し、どんな特徴があるか、どんな使い方がおすすめかなどを解説します。
クラフト紙とは?
クラフト紙とは、クラフト法という特殊な工法で作られたパルプを原料とした紙の一種です。
茶色がかった色が特徴で、漂白していないため他の紙に比べて強度が高く、製造工程における環境負荷が小さくなっています。
手触りはざらっとしており、ほどよくひっかかる感覚があります。
ダンボールを想像すると、どんな触り心地かわかりやすいと思います。
見た目の印象としてはナチュラルで、オーガニック、エコ、自然といったイメージがあります。
印刷適正が優れているわけではありませんが、店名やロゴなど簡易的なものであれば問題ありません。
細かいイラストや写真表現などには不向きです。
非常に安価な紙のため、ショップバッグなど大量に消費するアイテムによく活用されています。
KAMIOLSHOPでは数種類のクラフト紙を取り扱っています。
今回はその中から、ゴールドアトラス 半晒クラフト紙、モダンクラフト、クラフト リプロライナー、カナディアン、D'CRAFTについてご紹介します。
ゴールドアトラス 半晒クラフト紙
https://kamiol.com/products/detail/198
古紙を30%配合した、環境に優しいクラフト紙です。通常の紙よりも弱く漂白することで、独特な薄い茶色になっています。
強度が高いので包装紙やブックカバーに向いており、厚みがあるため飲食店のメニューなどにも利用できます。
厚さ:約0.12mm
サイズ:A3、A4
入数:100枚、1,000枚
税込価格:493円(A4×100枚)、1,782円(A4×1,000枚)、935円(A3×100枚)、3,207円(A3×1,000枚)
発送目安:2営業日以内に発送
モダンクラフト
https://kamiol.com/products/detail/4776
細かい繊維が織り込まれており、ヴィンテージ品のようなテイストです。通常のクラフト紙よりも厚みがあり、タグやウェディングアイテム、ハガキなどにおすすめ。
基本的にはモノクロ一色印刷に適していますが、下地に白印刷することでカラー印刷できれいな色を出すことができます。
厚さ:約0.34mm
サイズ:A3、A4、B4、B5
入数:4枚、9枚、10枚
税込価格:615円(A3×4枚、A4×9枚、B4×4枚、B5×10枚)
発送目安:4営業日以内に発送
クラフト リプロライナー
https://kamiol.com/products/detail/4635
リプロライナーとは造語で、「再び形にする」という意味のreproductionと、ダンボール原子の表面として使われている「ライナー」を意味するlinerを組み合わせました。
一般的なクラフト紙よりも濃い茶色で、よりナチュラルなテイストです。表面に凹凸がなく、比較的印刷しやすい点も特徴。
厚さ:約0.33mm
サイズ:A4
入数:100枚
税込価格:5,100円
発送目安:4営業日以内に発送
カナディアン
https://kamiol.com/products/detail/4312
真っ黒な色が目を引くクラフト紙。茶色に比べると高級感があり、ラグジュアリーなアイテムを作ったり包んだりしたい時におすすめです。表裏ともにざらっとした触り心地で、インクジェットやレーザープリンターでの印刷に適しません。
厚さ:約0.09mm
サイズ:A3、A4、B4、B5、4/6判
入数:1枚、4枚、8枚、10枚、16枚、
税込価格:529円(A3×4枚、A4×10枚、B4×8枚、B5×16枚、4/6判×1枚)
発送目安:4営業日以内に発送
D'CRAFT
https://kamiol.com/products/detail/326
D'CRAFTのDは、デザインを意味しています。ファインペーパーのエンボス技術を活用し、4種類の柄があしらわれています。
キューブは昔ながらの文様を現代風にし、ブロックは市松模様をモチーフにしました。
フラワーは新しさと懐かしさを組み合わせたデザインで、ドットはシンプルなかわいらしさが目を引きます。
厚さ:約0.10mm
サイズ:A3、A4、B4、B5
入数:8枚、9枚、16枚、18枚
税込価格:293円(A3×8枚、A4×16枚、B4×9枚、B5×18)
発送目安:4営業日以内に発送
丈夫でナチュラルなクラフト紙はCAFEやレストランなどの飲食店におすすめ
クラフト紙は、ナチュラルで、オーガニック、エコ、自然といったイメージがあるので、温かみがあってナチュラルな雰囲気をつくるのに最適です。
カフェやレストランなどの飲食店のメニュー表やポスター、紙袋、伝票などに、クラフト紙を使ったり、おしゃれな空間を演出できます。
また、最近では、武骨な雰囲気にすることも流行っていて、シャビー感のあるインテリアやアンティークなどの小物にクラフト紙を併せて使うお客様も多いです。
クラフト紙は漂白しておらず紙の繊維が長いため、強度が非常に高いです。
引っ張ったりこすれたりしても破れにくいので、梱包やラッピングにぴったり。雑貨店などで商品梱包に使われたり、メルカリなどのフリマアプリで落札されたものを発送する際に使われたりします。
特に厚手のものは高級感があるので、プレゼント用のラッピングにも対応できますし、ロゴやイラストを入れてオリジナルのデザインにするのもおすすめです。
また、丈夫なので緩衝材としても活用できます。
前述のとおり、見た目の印象はナチュラルでオーガニックなので、環境に配慮した製品を取り扱っているお店にもおすすめです。
丈夫なだけでなく商品のブランディングにも貢献するので、梱包やラッピングにどんな紙を使おうか悩んだらクラフト紙にしておくとよいでしょう。
クラフト紙のハンドメイドのアイテム制作活用事例
クラフト紙にはさまざまな活用用途があります。いくつか事例を紹介するので、参考にしてみてください。
商品タグ、ショップカード
お店の顔ともいえる商品タグや、ショップカード。ナチュラルなクラフト紙は商品のテイストを邪魔せずどんなものにも馴染むので、おすすめです。特にオーガニック系のショップとは相性がよく、そういったお店の店主の名刺としても活用できるでしょう。
フライヤー、チラシ
ショップやイベントのフライヤー、チラシにもクラフト紙が活躍します。
手書き風やレトロ風のデザインと相性がよく、ロゴなどをあしらうだけで完成度が高まります。エコ系のイベントなどには特に適しています。
ポチ袋、封筒
耐久性が高く中にあるものをしっかり守るので、ポチ袋や封筒にもおすすめ。
華美な印象はないので、ちょっとした金額を包むときにも役立ちます。封筒として使う場合、住所や宛名の印刷にも対応。
ブックカバー、しおり
書店では、クラフト紙のブックカバーやしおりがよく使われています。耐久性の高さから、本を鞄に入れっぱなしにしていてもしっかり守ってくれるため、非常に重宝します。
ブックカバーとしおりを同じクラフト紙で作ることで、統一性のある世界観が感じられる演出ができるでしょう。
結婚式やハロウィンの飾り
衝撃に強く安定感のあるクラフト紙は、結婚式やハロウィン飾りを作るときに利用できます。ガーデンウェディングやナチュラルウェディングの場で、席次表やネームプレートによくマッチします。ハロウィンではガーランドを作ったり、カボチャやコウモリのデザインを入れたメニューなどにおすすめです。
クラフト紙はデザイン性が高いだけでなく、耐久力があり多様なシーンで活用できる紙です。梱包やラッピングなどにも役立つので、ぜひ一度お試しください。