お盆の帰省シーズンに飲食店におすすめする紙ランキング

飲食店では、メニューやPOP、ショップカードやスタンプカード、チラシやポスター紙を使うシーンがたくさんありますが、新型コロナウイルスの感染が全国的に急拡大している2022年の夏は、お盆での帰省シーズンに向けて、通常とは違う形での営業を余儀なくされる店舗様もあるのではないでしょうか。
そこで、本来であれば、例年この時期に売れている紙をランキング形式にしてご紹介したかったのですが、第7波の感染の拡大により、例年と同じではあまり意味がないと思います。
そこで今回は、現在、弊社KAMIOLSHOPの飲食店のお客様から、お問い合わせの多い紙は何なのか、紙屋目線ですがランキング形式にしてご紹介します。
少しでも、皆さまにとってヒントとなるものがあって、お役立ていただければ幸いです。
1位:色上質紙 中厚口
例年であれば、帰省シーズンの繁忙期に向けたメニューやPOP、チラシやポスターを作成したりする今の時期に、良くお問合せをいただく「色上質紙の中厚口」ですが、今年も同様に飲食店のお客様からのお問合せが多いです。
お話を伺うと、今年はテイクアウト用のチラシや案内を作成するとの事。
色上質紙の中厚口はコピー用紙よりもやや厚みがあり、プリンターとの相性が抜群に良い紙ですので、通常営業時のメニュー用の紙としてもお使いいただけます。またコート紙の様に紙の表面に加工がされていないので書きやすい紙でもありますので、テイクアウトの商品に一筆添えるための用紙としてご購入いただいたお客様もいらっしゃいました。
季節のご挨拶や旬の食材を使ったおすすめ料理の紹介、新酒入荷のご案内など、折に触れて一筆を差し上げるというサービスは次につながる粋なものだと思います。
色上質紙 中厚口
カラーバリエーションが豊富、優しく淡い色味が特徴です。
2位:npi抗ウイルス紙
新型コロナウイルスの感染対策は飲食店側が実施することはもちろんの事、ご来店されるお客様側も感染対策を実施して頂くことも同様に大切です。
そこでPOPやポスター、チラシを有効に活用して、お客様には中々伝えにくい内容の注意喚起を促してはいかがでしょうか。
当店でもコロナ禍以降、抗菌性能のあるお問い合わせが非常に増えております。
そこで、おすすめする紙が「npi抗ウイルス紙」です。
「変性セルロース」により金属イオンを担持させた印刷用紙で、金属イオンが持つ高い抗ウイルス性能、抗菌・消臭効果を発現します。
通常の印刷用紙と同様に印刷・加工することが可能ですので、さまざまな用途にお使いいただけますが、当店へは、お品書きやランチョンマットとしてのご使用に関してのお問合せを良くいただきます。
この紙を使うことで、感染対策意識の高い飲食店のPRにも一役買うことができるのではないでしょうか。
npi抗ウイルス紙
「抗ウイルス」「抗菌」「消臭」の性能を持つ印刷用紙
3位:クラフト紙
クラフト紙は、元々、繊維の長い針葉樹の未晒パルプを用いた紙で、包装紙や手提げ袋、封筒などに使用されるような強度の高い紙で、包装用途に適した紙です。
カフェやバーなどの飲食店でのメニューやチラシ、フライヤーなどに使われていて、どこか、ナチュラルテイストだったり、おしゃれな雰囲気のある紙ですので、テイクアウト容器の掛紙や、容器を装飾するタグやカードに使っても良さそうな感じです。
お店の雰囲気だったり、料理そのものに対して合う、合わないはあると思いますが、お手軽におしゃれな雰囲気を出せるクラフト紙を活用してみてはいかがでしょうか。
クラフト紙
木が持つ本来の質感を感じることができるような温もりが魅力。
冒頭でも書いたように、飲食店で紙は様々な用途で使用されているので、「紙を選ぶこと」は、とても大切です。
紙次第でお客様への印象が変わることもあるかもしれません。
お店の雰囲気や印象を左右する紙ですので、使うシーンに合わせて、しっかりと選んでみてください。
また、現在使っている紙の質や色、厚みを変えるだけでも、雰囲気や印象が良い意味で変わる可能性もありますので、この記事をお役に立てていただければうれしいです。