大学や専門学校の職員や学生の方が夏休みに良く購入される紙

今回は、大学や専門学校の職員や学生の方が夏休みに良く購入される紙についてご紹介させていただきます。
大学では、学園祭やオープンキャンパス、就職活動の説明会など、秋に向けて様々なイベントが予定されているので運営に携わっている方は授業がなくても、忙しくされているようです。
イベントに向けての打ち合わせや制作準備など、職員やイベント運営に携わる学生の方にとっては多忙な時期なので、お客様が時間と労力をかけずに、必要な用紙、紙製品を簡単に購入できる様に夏に良く売れる商品のランキングをご紹介します。
1位: 色上質紙 厚口
模擬店やイベントのチケット作りに
夏休み期間から夏休み明けに多い問い合わせがチケットなどに使う紙の最適な厚さにに関してです。
「学園祭や文化祭の模擬店で使うチケット」ということでご相談をお受けしますが、その場合はメニューによって色分けができる色上質紙が便利です。
チケットは簡易的なロータリーカッターを使って、ミシン目を入れることがあるので、厚すぎず、薄すぎない紙厚が必要で、色上質紙ならば厚口をお勧めします。
チケット作りは、WEB上に様々な無料テンプレートがあり、雛形がA4サイズで作られているものが多いです。
色上質紙 厚口
カラーバリエーションが豊富、優しく淡い色味が特徴です。
下記、色上質の厚さの目安になりますので、参考にして下さい。
色上質紙の厚さ | ||
規格 | 厚さ(mm) | 目安 |
薄口 | 0.08mm | レシート |
中厚口 | 0.09mm | 一万円札 |
厚口 | 0.11mm | 宝くじ |
特厚口 | 0.15mm | コピー用紙 2枚分 |
超厚口 | 0.25mm | 賞状 |
2位:上質紙 70kg
フライヤーやポスターに丁度良い厚さ
模擬店やオープンキャンパスなどで配布するようなチラシ、フライヤーなどによく使われているのが、上質紙の70kgです。
上質紙は、市販のノートやコピー用紙でおなじみの紙で、レーザープリンタやインクジェットプリンタのどちらも相性の良い紙です。
特殊な薬品で加工している光沢紙(コート紙)と異なり、表面に何の加工も施されていないので、発色性に劣りますが、イラストや文字がメインのフライヤーであれば、上質紙をお勧めしています。
また、インクジェットプリンタには不向きですが、写真や画像などをきれいに見せたい場合はコート紙を使用すると鮮明に印刷ができます。
厚さはコピー用紙よりもやや厚みのある70kgで、印刷の他、裁断や折りなどの加工もしやすい厚さです。
上質紙 70kg
上質紙は鉛筆やボールペンなどで筆記した際、書きやすくインクも乾きやすい特徴があります。
下記、上質紙の厚さの目安になりますので、参考にして下さい。
上質紙の厚さ | ||
規格 | 厚さ(mm) | 目安 |
45kg | 0.07mm | レシート |
55kg | 0.08mm | コピー用紙 |
70kg | 0.10mm | 一万円札 |
90kg | 0.13mm | パンフレット |
110kg | 0.15mm | 切符 |
135kg | 0.18mm | 雑誌の表紙 |
180kg | 0.24mm | 文庫本の表紙 |
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3位:淡クリームキンマリ 72.5kg
目に優しく温かみのあるクリーム色の上質紙
専攻する学科やゼミによっても違いますが、夏休みの少し前から卒業論文に取り掛かる方が多くなります。
一般的に、卒業論文に使用する紙は、コピー用紙に比べて高級感のある上質紙が多いですが、実際に読み手の事を考えると白色度が強いので、長時間読むと目が疲れてしまいます。
そこでおすすめするのが、上質紙ベースで、ややクリーム色をしている「淡クリームキンマリ」です。
一般的に文字数が多く、紙面を長時間見る小説等でも淡クリームキンマリなどのクリーム上質紙を使うことが多くなっています。
淡クリームキンマリ 72.5kg
温かみのある目に優しいクリーム色が特徴。