1979年発売のロングセラー
まるで雪のような白さと、幅広い連量のバリエーションが特徴のケント紙です。
高白色のケント紙の代表的なものであり、若干青みがかっています。北雪ケントと呼ばれることも多くあります。
テクスチャーとしては表裏面ともにさらっとしている印象です。
筆記性に優れているので記入することはもちろん、スタンプの捺印も可能となっております。
2010年にFSC?森林認証を取得しており、インクジェット印刷にも対応しています。
- 厚さ
- 110kg(約0.15mm)
- 配合表記
-
・FSC森林認証紙
FSC認証制度とは、森林を適切に管理し、環境や地域社会に配慮しているかどうかを、第三者認証による徹底したシステムで評価し、認証する仕組みです。
認証紙の利用を促進することで、適切な森林管理を行う林業者を支援し、森林保全に貢献することに繋がっていきます。
- 印刷適性
- インクジェットプリンタ:〇
インクの乗りも良く、発色は良好です。
レーザープリンタ:〇
トナーの乗りも良く印刷しやすいです。
- 注意事項
- 特殊紙・ファンシーペーパーは、基本的にインクジェットプリンタやレーザープリンタ出力を想定した設計はされていません。
ただし、それぞれのプリンタで出力できる紙があります。
プリンタの機種やインクの量、紙厚、連続給紙枚数、温度・湿度等の室内環境など、いろんな条件の組み合わせで、うまく出力できない場合があります。
あくまでも目安としてお考えいただき、ご使用の際は必ずテストプリントを行い、ご自身の責任の範囲でご利用いただけますようお願い申し上げます。
ケント紙とは
画材として使われる紙の一種
ケント紙は、画材として使われる紙の一種です。
表面の凹凸が少なく滑らかなのが特徴で、絵の具やインクがにじみにくく、印刷をする際には発色がよいため、さまざまな用途で使用できるのが魅力です。
見た目は画用紙に似ていますが、表面が滑らかなので、インクがにじみにくかったり、消しゴムを使用しても毛羽立ちにくいのでデッサンや製図に良く使われています。吸水性が低いため、水彩画には不向きです。
北雪CoCのの特徴
雪のような白さで表面にツヤがあり滑らかで、消しゴムをかけても毛羽立ちません。
製図ペンで墨入れをする際にも発色がよく、にじみにくいので製図関係や建築パースと相性がよく、幅広い厚さのバリエーションがあるので、画材用紙やペーパークラフト、賞状など様々な場面に使われています。
北雪CoCはインクジェットとレーザープリンターの両方に対応
北雪CoCは通常の紙に比べて厚みがあるため、レーザープリンターで印刷する場合は紙が詰まったり、トナーの定着が不十分になってしまったりすることが考えられます。
トナーをしっかり定着させるためには、「上質紙モード」や「厚紙モード」を使用して印刷するのがおすすめ。また、紙を入れる際は手差しで一枚ずつ印刷するようにしましょう。
なお、インクジェットプリンターで印刷をする際は、「普通紙モード」で印刷するのがおすすめです。
インクの量が少ない印刷モードを選択するとにじみにくいといわれています。
110kgの厚みは0.15mm
110kgの厚さは切符と同じくらいの厚さで、北雪CoCの中では二番目に薄い厚さです。
0.15mmはコピー用紙よりも厚みがありますが、インクジェット、レーザープリンターでの印刷は問題なく可能です。
コピー用紙よりも厚いのでしっかりとした仕上がりの印刷物を作ることができます。
北雪CoCはペーパークラフトに最適
ケント紙を使用してペーパークラフトなどを作成する場合は、厚さが重要なポイントです。
作品や用途に応じて、0.20mmを基準に選ぶのがおすすめです。紙に厚みをもたせて自立させたい場合は、0.20mm以上のモノが良く、小さい作品や、細かい加工を施す場合は0.20mm以下のモノが適しています。
いろんなサイズに断裁可能
北雪ケントは4/6判サイズをメーカーより仕入、断裁機でお好みのサイズに断裁してお客様に出荷しております。
規定のサイズとしてA3、A4、B4、B5、A5、A6サイズを展開しておりますが、北雪ケント紙を製図や画材用紙、ペーパークラフトとして使用する場合、様々なサイズが必要かと思います。
弊社では断裁料として550円をいただきますが、4/6判サイズから、1辺100mm以上のサイズであればお好みのサイズに加工致します。
ご注意事項
Notice