使いやすい厚物のカラーペーパー
プロの印刷会社も使用している、北越紀州製紙の色上質紙。
印刷用輪転機の他に、インクジェットプリンタにも対応。
もちろん、通常の筆記用具にも適応の為、学習用・コピー用紙・チラシ・ポップ・フライヤー・図画工作等にもご使用できます。
- 厚さ
- 超厚口:約0.25mm
- 素材/材質
- 上質紙
- 色
- レモン、アイボリー、肌(うすだいだい)、白茶、クリーム、濃クリーム、やまぶき、黄、もえぎ、みどり、若竹、うぐいす、若草、浅黄、水、空、ブルー、うす水、あじさい、ラベンダー、藤、りんどう、さくら、コスモス、桃、サーモン、びわ、オレンジ、アマリリス、赤、白、銀ねず
色上質紙の特徴
上質紙をベースに着色した紙で色数は25種類(超厚口は32種類),厚さは5種類
色上質紙は、色のついた上質紙です。
洋紙の中でも歴史は古く、品質の安定したポピュラーな紙で、表面は上質紙と同じくサラサラしておりマットな質感が上品です。
平滑な紙肌は、オフセット印刷だけでなく、レーザープリンターやインクジェット、コピー機など様々なプリンターに適応する非常に使い勝手の良い用紙です。
カラーバリエーションが豊富で、黄色系や緑系など柔らかな色合い、青からピンク、オレンジなどの展開も充実しており、優しく淡い色味が特徴です。
超厚口の厚みは0.25mm
超厚口の厚さは賞状用紙やポストカードほどの厚さで、カラーペーパーの種類のなかでは最も厚い用紙です。
コピー用紙に似た平らな紙質で、色のバリエーションが豊富なので、店頭のPOPやスタンプカードや診察券などのカード類に使用されます。
A4の次にニーズの高いA3サイズ
用紙には、A判とB判があり、この2つのサイズをさらに細分化するのに、英数字のあとに数字を付け足して表現したものが「A3」などのサイズです。
A判は、1平方メートルのルート長方形が「A0」と定義されていて、ドイツで始まり今では国際標準の規格です。
(B判は、日本独自の規格になり、1.5平方メートルのルート長方形が「B0」と定義されています。)
A判は、A0〜A8まで9つの種類があります。
A0が一番大きなサイズで、「841×1189mm」、A8が一番小さなサイズで「52x74mm」です。そしてA3は、「297×420mm」となっています。
サイズ感としてはデスクの上でも、邪魔にならないし、二つ折りにすればA4サイズになるので、収納も便利なサイズです。
A4サイズより大きく見せたい書類やポップ、メニューなどに最適なサイズかと思います。
身の回りのA3サイズ
日頃、よく目にするA3サイズとしては選挙のポスターや見開いたノートが挙げられます。
他にもパンフレットやレストランのメニューなどはどちらも一般的に見た目はA4サイズですが、A3に印刷をしてそれを真ん中で2つ折りにすることが多いです。
また、社内の資料を作成する時に、「一枚にまとめようとすると、A4では字が小さくなりすぎる」という場合に使用されます。
A3サイズまでは、多くの会社のプリンターに入っているので、業者に依頼せずに簡単なポスターを作成することもできます。
使い勝手の良い色を中心に32色の展開
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レモン
黄色系の色の中では一番淡い色。実際のレモンの皮のように鮮やかな黄色とは違い、果肉の色の柔らかさを感じるような黄色です。文字などの視認性が良く印刷に向いています。
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クリーム
カスタードクリームのような色で、温かみを感じる色味です。黄色系の色の中では印刷にちょうど良い暖色系の色なので、人物の顔色をきれいに見せたい時や、温かい料理を表現したい時におすすめです。
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濃クリーム
パンプキンスープのような濃い黄色です。重い感じの色味ですが、黒色で注意を引くときの表現には非常に目立ちそうです。印刷などで色を入れる場合は色が沈みますので、手書きなど顔料インクのペン等を使うことをおすすめします。
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黄
少し若めのレモンのような色で、くすんだ感じの色調です。落ち着いた印象のある黄色ですが、濃クリームと同様、濃い色味ですので注意を引くときの表現に適します。
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やまぶき(薄口〜特厚口のひまわりと同色)
緑みを含んだ黄色で黄色系の色の中では一番明るい色です。見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるような色味ですので、POPやスタンプカードにおすすめです。
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若草
緑系の色の中では一番淡い色。若草色は、一般的には早春に芽吹いた若草のような鮮やかな黄緑のことを指すことが多いですが、色上質の若草色は淡く柔らかい色です。色名の「若」には「新鮮」「未熟」「新しい」などの意味があるので、新学期や新入学の季節の案内文表紙に使うとフレッシュな雰囲気を演出できます。
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もえぎ
若草色と同様に、春の若葉に由来する色です。緑系の色の中では、最も明るく鮮やかな色味です。春先に萌え出る若葉のような冴えた黄緑色です。新緑の若木の色ということから若さを象徴する色で、学校関係の催事の表紙に使われる事が多いようです。
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うぐいす
本来は鶯の羽のような暗くくすんだ黄緑色の事ですが、色上質のうぐいすは柔らかくくすんだような黄緑色で、本来の鴬色よりも淡く、落ち着きのある色味です。上品な印象を与えることが出来そうな色なので和風なお店のPOPやメニュー表などおすすめです。
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みどり
一般的なイメージの緑色よりは黄緑といった方がしっくりくるような色味です。比較的濃くはっきりとしており、紙自体が目立つような色味ですので、印刷の際は若干色が沈みます。弾んだ明るい色合いを生かして遠足のパンフレットの表紙やペーパークラフトにおすすめです。
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若竹
実際の若竹のように黄みの薄い緑色をしています。一般的にいう「緑」に近い色です。「若」は若々しく新しいという意味から鮮やかさの形用しても用いられているようです。色味が濃いので印刷ではカラーが沈みます。
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水
水色は澄んだ水の色を模した淡い青色です。淡い色味なので文字の視認性が良いです。黄系やピンク系の温かい色合いの紙よりも、人物や料理の写真等は暗い印象を与えますが、見積書の表紙など落ち着いた雰囲気が必要な書類におすすめです。
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浅黄
淡く緑みの入った青色で、明るい印象を与える色味です。青系の紙ですので写真等よりも文字での印刷に向いています。梅雨や初夏の時期のメニュー表や工作用紙などにおすすめです。
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空
青系の色の中では一番明るい印象のある紙です。淡い色味ではないので、文字の視認性は「水」「浅黄」には劣りますが、色がはっきりしている分、さわやかな、ひんやりとした印象を表現する用途に適しています。
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ブルー
暗くくすんだ感じの青色です。落ち着きのある色で台紙や見積書の表紙におすすめです。色味が濃く印刷ではカラーが沈むので、工作用紙やペーパークラフトなどの用途に適しています。
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藤
淡くグレーかかった紫系の色味です。暗い感じの色ですが落ち着いた印象を与えるのに効果がありそうです。文字の視認性は良いので、和食や和菓子のお品書きやPOPなどにおすすめです。
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アイボリー
淡く白みが強い肌色です。明るい色味なので、料理や人物の写真の印刷にも使えそうです。かわいらしい印象のある色なので、子どもに関する印刷物におすすめです。
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肌
赤みの強い肌色です。アイボリー色に比べて暗い感じトーンなので、写真等のカラーは若干沈みますが、イラストなどを印刷するのには丁度良さそうな色味です。
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白茶
淡い茶色系の色です。クラフト紙の色味でナチュラルな印象を出すのに役立ちます。文字の視認性も比較的良いので印刷物の表紙やカード類などに良さそうです。
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オレンジ
果物のオレンジの実のような色で、赤色と黄色の中間色といった色味です。ハロウィーン用の紙工作や明るい雰囲気を生かして譜面台紙などにおすすめです。
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びわ(薄口〜特厚口のだいだいと同じ色)
赤みの強い肌色のような色味です。暖色系の紙で落ち着いた雰囲気の色調です。温かい印象を与えたい用途におすすめです。
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さくら
ピンク系の色の中では一番淡い色味です。春らしい色ですが、かわいらしい印象のある色なので、季節問わず売れている色です。文字や写真の色が沈みにくいので、印刷用途全般におすすめ出来ます。
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コスモス
落ち着いたトーンのピンク色で温かみを感じる色味です。同じ系統のさくらや桃よりもはっきりした色なのでカード類やPOPなどにおすすめです。
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桃
少し暗めのピンク色です。温かみを感じる色なので、春先の冊子類の表紙やペーパークラフトや手書きのPOP等に良さそうです。
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サーモン
橙がかったサーモンピンク色です。色が濃いので印刷ではカラーが沈みます。折り紙などの手工芸の他、濃色を活かすために、顔料系のマーカーやインクを使う表現をすると目立ちそうな色です。
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しろ
上質紙の白よりも白い白で、表面はよりなめらかな質感です。カラーが映える色なので、デザインにこだわりがある場合や高級な印象を出したい場合等に使われることが多いです。
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銀鼠
白に近いグレー色です。銀というよりも灰色と表現したほうが近いです。明るい色なので文字の沈みも少ないです。切り絵の背景色としてもおすすめです。
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うす水
青みがかったグレー色です。派手さのない落ち着いた色あいでかつ色の沈みも少ないので、冊子類の表紙にもおすすめです。
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ラベンダー
一般的なラベンダー色よりも色が薄く、白みが強い紫色をしています。薄い色合いで明るいので印刷に向いています。
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あじさい
青みの強いうすむらさき色です。うす水同様落ち着いた色あいをしています。見積書の表紙などフォーマルな書類におすすめです。
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りんどう
落ち着いたむらさき色です。一般的な「竜胆色」よりも濃さが抑えられているので文字つぶれも少なく、印刷にご使用いただけます。
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アマリリス
秋の柿や紅葉をイメージさせるあたたかな色味です。濃い目の色ですが、印刷にも向いています。パッと目を引く明るい雰囲気を生かして冊子の表紙や工作などにも幅広くお使いいただけます。
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黒
黒い紙のためレーザーやインクジェット印刷には向きません。切り絵にしたり、スクラップブックとしてスタンプやマスキングテープで装飾したりなど使い道はさまざまです。
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しろ
上質紙の白よりも白い白で、表面はよりなめらかな質感です。カラーが映える色なので、デザインにこだわりがある場合や高級な印象を出したい場合等に使われることが多いです。
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赤
濃い色ですが黒インクでも文字は見えますので印刷も可能です。黒同様はっきりした色なので、印刷用途以外にもペーパークラフトや表紙や台紙などにもお使いいただけます。
色上質紙の用途、使い方
印刷でよく使われるコート紙やマット紙と比べて、筆記性に優れます
紙の色によって用途をわかりやすく
超厚口はしっかりした厚みがあるため、ポイントカードや商品タグなどのカード系の用途の他、表彰状やPOPなど様々な用途に使われています。白い紙だと味気なくなりがちな冊子も色上質紙を使用することによってぱっと目を引くことができます。スタンプカードやタグなども色を分けることによって種類分けに役立てられます。
印刷する場合のメリット
白い紙とは全く違う印象に
モノクロ一色での印刷でも、色上質紙に変えるだけで、白い紙から全く違う印象を与えることが出来ます。ターゲットや伝えたい内容によって、イメージにあったカラー用紙を選べ、カラー印刷をしなくてもコストを抑えながら、色による訴求ができるのが、色上質紙を使う上での最大のメリットです。もしくは、カラー印刷との組み合わせで、通常のカラー印刷とは違うインパクトのある印刷なども出来ます。
文字だけの印刷も華やかに
チラシなどは文字だけの白黒印刷だと味気ない場合に色上質紙を使うことで、明るい印象を与えることができたり、手書きのフォントやイラストを使った温もり感のある表現も可能です。
但しコピー用紙程度の厚みで裏写りの心配があります。両面印刷には不向きですので、片面印刷をおすすめします。
ご注意事項
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