なめらかな表面と自然な風合いを持つ白色の紙
上質紙はバージンパルプ(化学パルプ100%)で製造されています。
専用紙ではありませんが、レーザー、インクジェットでも使用可能で汎用性の高い紙です。
表面に何も塗布されていないので、鉛筆やボールペンなどで筆記した際、書きやすくインクも乾きやすいのが特徴です。
- 厚さ
- 45kg (約0.07mm)
- 印刷適性
- インクジェットプリンタ:〇
インクの乗りは良好ですが、紙厚が薄いのでお使いのプリンターの仕様をご確認下さい。
レーザープリンタ:〇
トナーの乗りは良いですが、紙厚が薄いのでお使いのプリンターの仕様をご確認下さい。
- 注意事項
- 上質紙は、基本的にインクジェットプリンタやレーザープリンタ出力を想定した専用紙ではありません。
ただし、それぞれのプリンタで出力できる紙ではあります。
プリンタの機種やインクの量、紙厚、連続給紙枚数、温度・湿度等の室内環境など、いろんな条件の組み合わせで、うまく出力できない場合があります。
あくまでも目安としてお考えいただき、ご使用の際は必ずテストプリントを行い、ご自身の責任の範囲でご利用いただけますようお願い申し上げます。
また、モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合がございます。ご了承ください。
上質紙の特徴
「バージンパルプ100%」の「非塗工」の紙
上質紙は表面に印刷用のコーティングが施されていないため、表面はパルプが露出しているので平滑度はやや低く、触るとわずかにパルプの凸凹が感じられサラサラとしています。
(コート紙の様に平滑度が高くありませんので、印刷仕上がりの彩度は、コート紙やマットコート紙などの塗工処理を施された紙と比較するとどうしても落ちます。)
インクジェットプリンターやレーザープリンターの印字をきれいに再現することができます。
インキが乗った部分がフラットで、かつ発色を抑えた仕上がりとなりますので、落ち着いたイメージを醸し出すことができるかと思います。
ベースペーパーの紙表面にコーティングを施していない、非塗工処理なので、紙鉛筆やサインペン、ボールペンなどで書いた場合にインキが乾きやすく、筆記性に優れています。
テスト用紙やノートをはじめページ数の多い冊子の本文(写真等があまり多くない)など、筆記を伴う用途に使う場合が多く、私たちの日常生活の中で最も目にする機会の多い紙の一つです。
パルプ比率が高いので、コーティングを施した用紙に比べると紙にコシがあり、強度も高いところが特徴です。
上質紙の厚さは45kgから180kgまでの7種類
一番薄い45kgが厚さおよそ0.07mm、一番厚い180kgがおよそ0.25mm。4/6判では、その他にも55kg・70kg・90kg・110kg・135kgがあり、用途に合わせて使い分けることが可能です。
180kgの厚みは0.24mm
180kgの厚さはコピー用紙より2.5倍厚めの用紙です。筆記性に優れ、手触りも良く、重厚感を出したい印刷用紙として重宝します。
厚手パンフレットや表紙、POP、次第、賞状、名刺などに良く使われています。
A4の次にニーズの高いA3サイズ
A3サイズとは
用紙には、A判とB判があり、この2つのサイズをさらに細分化するのに、英数字のあとに数字を付け足して表現したものが「A3」などのサイズです。
A判は、1平方メートルのルート長方形が「A0」と定義されていて、ドイツで始まり今では国際標準の規格です。
(B判は、日本独自の規格になり、1.5平方メートルのルート長方形が「B0」と定義されています。)
A判は、A0〜A8まで9つの種類があります。
A0が一番大きなサイズで、「841×1189mm」、A8が一番小さなサイズで「52x74mm」です。そしてA3は、「297×420mm」となっています。
サイズ感としてはデスクの上でも、邪魔にならないし、二つ折りにすればA4サイズになるので、収納も便利なサイズです。
A4サイズより大きく見せたい書類やポップ、メニューなどに最適なサイズかと思います。
日頃、よく目にするA3サイズとしては選挙のポスターや見開いたノートが挙げられます。
他にもパンフレットやレストランのメニューなどはどちらも一般的に見た目はA4サイズですが、A3に印刷をしてそれを真ん中で2つ折りにすることが多いです。また、社内の資料を作成する時に、「一枚にまとめようとすると、A4では字が小さくなりすぎる」という場合に使用されます。
A3サイズまでは、多くの会社のプリンターに入っているので、業者に依頼せずに簡単なポスターを作成することもできます。
身の回りのA3サイズ
日頃、よく目にするA3サイズとしては選挙のポスターや見開いたノートが挙げられます。
他にもパンフレットやレストランのメニューなどはどちらも一般的に見た目はA4サイズですが、A3に印刷をしてそれを真ん中で2つ折りにすることが多いです。
また、社内の資料を作成する時に、「一枚にまとめようとすると、A4では字が小さくなりすぎる」という場合に使用されます。
A3サイズまでは、多くの会社のプリンターに入っているので、業者に依頼せずに簡単なポスターを作成することもできます。
上質紙とコピー用紙の違い
上質紙は化学パルプを100%使用した用紙
上質紙は化学パルプを100%使用した用紙の事で、コピー用紙は化学パルプを使ったものや、古紙を配合したものなど様々な種類があります。
上質紙とコピー用紙の違い
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上質紙 |
コピー用紙 |
文字印刷 |
・きれいに印刷可能 |
・きれいに印刷可能 |
画像印刷 |
・色が沈む傾向がある ・インクジェットや写真印刷などはインク滲みに注意 |
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表面強度 |
・表面強度は強くオフセット印刷が可能 |
・表面強度は弱く消しゴムなども使いにくい |
筆記適正 |
・書きやすくノートに採用されるほど ・薄物は油性マーカーに注意必要 |
・鉛筆、ボールペンは書きやすい ・油性・水性マーカーを使用時裏抜けする |
厚さ |
・7種類の厚さで用途に合わせて選択可 |
・上質紙でいうところの55kg程度の厚さ |
コピー用紙は安価で入手しやすい用紙ですが、あくまでもコピー機で文字を印刷する際に適した用紙です。
汎用性や品質の高さを求める場合は上質紙の方が使用しやすいです。
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上質紙とは
非加工紙とは、表面に特別な処理が施されていない紙を指します。
これにより、インクジェットプリンターやレーザープリンターのどちらでも使用できるという利点があります。
また、筆記性に優れているため、メモやマーキングに適しています。
一方で、非加工紙であることによるデメリットも存在します。
例えば、表面加工がされていないため、発色やインクのにじみ防止においては加工紙に劣ります。
ご注意事項
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