細川紙の代用として、楮(こうぞ)の繊維を生漉き(きすき)した和紙
「生漉楮細川代用」は、手漉き和紙の中でも特に細川紙を代用する際に、楮(こうぞ)を原料とした生漉き(生漉き)の手法が使われることを指します。
具体的には、細川紙の製造方法を参考に、楮の繊維を水に浸して煮出し、手漉きで紙を生成する作業です。
耳付(手漉きで漉いた時に紙の縁に自然にできる薄い繊維の重なり)です。これは、刃物で切った紙の端とは異なり、自然な繊維の流れが特徴です。
【細川紙(ほそかわがみ)とは】。
細川紙は国産の楮(こうぞ)だけを原料とした、伝統的な用具を使い「流しすき」ですくことが決められております。
楮の強靭さとやわらかな色合いを兼ね備えた和紙で、和紙の魅力である強さ・美しさ・保存性の全てを兼ね備えています。
【生漉(きすき)とは】
楮(こうぞ)の繊維を混ぜ物なしで漉いた和紙、特に奉書や手漉き和紙を指します。
「生漉き紙(きすきがみ)」とも呼ばれ、純粋な楮の繊維で作られているため、高品質で、墨ののばしや筆の滑りも良いという特徴があります。
- サイズ
- 955mmX636mm(耳付)
- 厚さ
- 6号(約0.11mm)/8号(約0.13mm)
- 色
- 生成り
- 注意事項
- 楮繊維の中にチリが入っており、抄紙の段階で完全に除去できないことがあります。
また、色差も出やすい傾向があります。
特殊紙・ファンシーペーパーは、基本的にインクジェットプリンタやレーザープリンタ出力を想定した設計はされていません。
ただし、それぞれのプリンタで出力できる紙があります。
プリンタの機種やインクの量、紙厚、連続給紙枚数、温度・湿度等の室内環境など、いろんな条件の組み合わせで、うまく出力できない場合があります。
あくまでも目安としてお考えいただき、ご使用の際は必ずテストプリントを行い、ご自身の責任の範囲でご利用いただけますようお願い申し上げます。
ご注意事項
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