「抗ウイルス」「抗菌」「消臭」の性能を持つ印刷用紙
「npi抗ウイルス紙」は、セルロースナノファイバー(CNF)製造の中間体である変性セルロースを原料としています。
化学処理をした、この変性セルロースの表面に金属イオンを持たせることで、高い抗ウイルス性能、抗菌・消臭効果が生まれます。
一般の上質紙等の非塗工紙と同程度の印刷適性を持ち、封筒、パンフレット、メニュー表、テスト用紙など、身近な印刷物へ幅広くご使用いただけます。
- 厚さ
- 69kg (約0.09mm)
- 印刷適性
- インクジェットプリンタ:〇
レーザープリンタ:〇
インクジェット、レーザープリンタともに印刷可能です。
- 注意事項
- 特殊紙・ファンシーペーパーは、基本的にインクジェットプリンタやレーザープリンタ出力を想定した設計はされていません。
ただし、それぞれのプリンタで出力できる紙があります。
プリンタの機種やインクの量、紙厚、連続給紙枚数、温度・湿度等の室内環境など、いろんな条件の組み合わせで、うまく出力できない場合があります。
あくまでも目安としてお考えいただき、ご使用の際は必ずテストプリントを行い、ご自身の責任の範囲でご利用いただけますようお願い申し上げます。
npi抗ウイルス紙の特徴
抗ウイルス・抗菌・消臭の機能を持たせた印刷用紙
紙そのものに抗ウイルス機能を付与
npi抗ウイルス紙は、日本製紙が開発した変性セルロースに機能性金属イオンを担持させ、その素材を配合した印刷用紙です。
抗菌・消臭性能も備えた機能紙
抗ウイルス性能に加え、抗菌・消臭性能も確認されています。
多くの人が手に取る印刷物や、衛生面への配慮が求められる施設の紙製品に取り入れられています。
一般的な印刷物へ取り入れやすい
通常の印刷用紙と同様に印刷・加工できます。
パンフレット、メニュー、封筒、紙製ファイルなど、幅広い印刷物に使用できます。
質感について
白色の非塗工紙
強い光沢や目立つ模様のない紙肌
表面に強い光沢や目立つ模様がないため、一般的な上質系の印刷用紙に近い感覚で使用できます。
紙の質感が強く主張しないため、用途やデザインを選びにくく、幅広い印刷物に合わせられます。
文字を中心とした印刷物にも合わせやすい
案内文、説明文、記入欄などを含む印刷物にも使いやすい紙です。
抗ウイルスなどの機能を持たせながら、情報の読みやすさも大切にしたい場面に適しています。
おすすめ用途
多くの人が手に取る印刷物や、衛生面への配慮を伝えたい場面におすすめです
飲食店・宿泊施設の印刷物
メニュー、案内書、客室用カード、ランチョンマットなど、多くの人が手に取る紙製品に使用されています。
利用者へ衛生面への配慮を伝えたい場面にも取り入れられます。
医療・福祉施設の配布物
施設案内、パンフレット、説明書、受付票、配布資料、紙製ファイルなど、人から人へ渡す機会の多い印刷物に適しています。
ただし、本製品は医薬品や医療機器のように、治療や感染予防を目的としたものではありません。
学校・公共施設の印刷物
学校で配布する資料、施設案内、イベント資料、申込書など、複数の人が手に取る印刷物に適しています。
通常の印刷物と同じ用途で、紙に付加価値を持たせたい場合に活用できます。
オフィス・店舗のコミュニケーションツール
封筒、便箋、ノート、名刺、リーフレットなど、日常的に使用する紙製品にも取り入れられます。
SIAAマークや抗ウイルス性能を印刷物へ表示したい場合は、使用できる表示内容や手続きを事前にメーカーまたは印刷会社へご確認ください。
用途別の活用例
使用する場所や配布方法に合わせて、さまざまな印刷物に活用できます
繰り返し手に取るもの
メニュー、案内カード、紙製ファイルなど、一定期間繰り返し使用する印刷物に活用できます。
抗ウイルス機能だけに頼らず、使用場所に応じた交換や清掃と組み合わせて運用してください。
複数の人へ配布するもの
パンフレット、学校の配布物、イベント資料、会社案内など、人の手を介して配られる印刷物に。
通常の紙から機能紙へ置き換えることで、印刷物の用途を大きく変えずに付加価値を加えられます。
衛生面への取り組みを伝えるもの
施設案内やサービス説明でnpi抗ウイルス紙を取り入れていることを案内すると、紙選びを含めた衛生面への配慮を利用者に伝えられます。
性能を表示する場合は、確認済みの範囲を超える表現を避けてください。
印刷・加工について
一般的な印刷物へ使用できますが、印刷方法や加工内容の事前確認が必要です
通常の印刷用紙に近い使い方
通常の印刷用紙と同様に印刷・加工できる紙として使用できます。
文字、写真、図表を使用したパンフレットや説明資料など、幅広い用途に取り入れられます。
プリンターで印刷する場合
使用できる紙の厚さや重さ、インクやトナーとの相性、給紙方法は、プリンターの機種によって異なります。
プリンターの対応用紙を確認し、実際に使用する紙でテスト印刷を行ってください。
加工による性能への影響
印刷面をインクやトナーで広く覆う場合や、表面加工、貼り合わせなどを行う場合は、紙の抗ウイルス性能が十分に発揮されないことがあります。
抗ウイルス性能の表示が必要な印刷物は、使用する印刷方法と加工内容を事前にご確認ください。
本制作前の試作
印刷の仕上がりや加工後の状態は、印刷機、インク、トナー、加工方法などによって変わります。
実際の制作と同じ紙、印刷方法、加工条件で試作してから、本制作へ進むことをおすすめします。
抗ウイルス・抗菌・消臭性能について
それぞれの性能は、定められた試験方法によって確認されています
SIAA抗ウイルス加工認証を取得
npi抗ウイルス紙は、2021年11月に一般社団法人抗菌製品技術協議会のSIAA抗ウイルス加工認証を取得しています。
抗ウイルス性能は、JIS L 1922に基づく試験によって確認されています。
抗菌性能
抗菌性能は、JIS L 1902の菌液吸収法に基づく試験によって確認されています。
抗菌とは、紙の表面に付着した特定の菌の増殖を抑える性質を指し、すべての菌に対する効果を保証するものではありません。
消臭性能
消臭性能については、検知管法による測定結果が案内されています。
試験結果は特定の条件で測定されたものであり、実際の使用環境で同じ効果を保証するものではありません。
使用前に確認したいポイント
性能の範囲と表示方法を確認し、ほかの衛生対策と組み合わせてご使用ください
医療を目的とした製品ではありません
本製品は、医薬品や医療機器など、医療を目的とした製品ではありません。
病気の治療や感染予防を保証するものではなく、すべてのウイルスや菌に対する効果を示すものでもありません。
抗ウイルス性能が示す範囲
抗ウイルスとは、紙の表面に付着した特定のウイルスを減少させる性質を指します。
空間に浮遊しているウイルスや、紙に触れた人への感染を直接防ぐことを示すものではありません。
使用環境や加工方法による違い
使用環境、紙面を覆う印刷の範囲、表面加工などによって、性能の現れ方が変わる可能性があります。
抗ウイルス性能を重視する場合は、実際の印刷・加工条件で性能が維持されるかをご確認ください。
SIAAマークや性能を表示する場合
SIAAマークや抗ウイルス・抗菌性能を印刷物へ表示したい場合は、自由に表示できるとは限りません。
使用できるマーク、文章、必要な手続きについて、制作前にメーカーまたは印刷会社へご確認ください。
ほかの衛生対策と組み合わせる
紙の機能だけに頼らず、使用場所に応じた印刷物の交換、清掃、手洗いなどの衛生対策と組み合わせてご使用ください。
ご注意事項
Notice