大正13年創業紙問屋直営の紙の専門店

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模造紙・画用紙を使った小学生の自由研究のまとめ方

子供の夏休みの宿題の自由研究は、親にとっても気になるところ。

自分で最後までやり遂げて欲しいとは思いつつも、なんとか良い出来栄えにしてあげたい思うのが親心というものではないでしょうか。

中高生の方々だと、自分でやった自由研究をどうにかうまくまとめる方法はないかな?と考えることもあるかと思いますが、小学生の段階では、まとめの段階で、ちょっとしたアドバイスをしてあげると自由研究の内容がグンとグレードアップするものです。

自由研究をまとめる方法としてレポート用紙やノートなどにまとめる方法もありますが、休み明けの発表会などで、掲示するために見やすくする場合があるので、今回は模造紙や画用紙にまとめるときの書き方を調べましたのでご紹介します。

また、当店は紙の卸問屋ですので、大きな模造紙用の紙やレポートなどに最適な上質紙なども販売中です。

模造紙は788mmX1091mmと大きめのサイズで、近所の文具屋さんやホームセンターで販売していない場合があったり、まとまった数量の在庫がなかったりする場合があります。

下記に販売ページをご用意しておりますので、是非ご利用ください。

模造紙用の紙

    • 模造紙 厚口 商品画像

      模造紙 厚口 4/6判サイズ  

      豊富なカラーを展開している模造紙。

      イベント、催事のポスターや学校の掲示物の作成にも大好評!

      プレゼンや会議などにも良く使われています。

       

    • レザック66 商品画像

      レザック66 100kg(0.12mm) 4/6判サイズ  

      レザック66のような特殊紙も、厚さ0.2mm

      以下のものであれば4/6判(全判)サイズで取り扱っております。

      色んな色や質感のものがあるので、店内を探してみて下さい。

調査用やレポートの印刷におすすめ

  • 上質紙 90kg 商品画像

    上質紙

    レポートや説明用に使う白い用紙です。

    厚さが7種類、サイズ4種類のラインナップですので、用途に応じてお選びいただけます。

     

  • キンマリ 90kg 商品画像

    淡クリームキンマリ

    淡いクリーム色をした上質紙です。

    書籍用紙とも呼ばれ、小説や同人紙などに使われています。

    長時間見ても疲れにくいので、細かな文字でのまとめなどにお使いください。

大きな紙に書くことのススメ

研究の成果を効果的に伝える方法のひとつとして、大きな紙にまとめるという手法があります。

これにはいくつかの利点があり、その一部をご紹介いたします。

研究の全体像をひと目で把握

まず、大きな紙にまとめることで、研究の全体像をひと目で把握することができます。

コンピュータの画面や小さな印刷物では、詳細を追うのにページをめくったりスクロールしたりする必要がありますが、大きな紙にまとめれば、全体の構造や関連性を一目で理解することができるので、研究内容の理解が深まり、全体の流れを把握しやすくなります。

印象的な見せ方が可能

次に、大きな紙を使うことで、字や絵を大きく書くことができ、視覚的に印象的な見せ方ができます。

視覚的な要素は、情報を効果的に伝えるために非常に重要です。大きな文字と鮮やかな図や表を使用することで、見る人の注意を引き、内容を記憶に残りやすくすることも可能です。また、色やデザインを工夫することで、研究内容をさらに引き立てることができます。

一度に多くの人に見てもらえる

さらに、大きな紙にまとめることで、一度に多くの人に見てもらうことができます。

会議やプレゼンテーションの場では、スクリーンやプロジェクターを使うことも多いですが、大きな紙にまとめた資料を掲示することで、参加者全員が同時に資料を見ることができます。

これにより、情報の共有がスムーズになり、ディスカッションも活発になります。

大きな紙に研究内容やプレゼンテーションの資料をまとめる際には、いくつかのコツがあります。これらのコツを知っておくことで、より見やすく、わかりやすい資料を作成することができます。以下に、その具体的な方法を詳しく説明します。

事前の準備が成功の鍵

まず、いきなり大きな紙に書き始めるのではなく、小さな紙にどのように見せるかを計画しておくことが重要です。

これは、全体のレイアウトや構成を確認するためです。小さな紙に簡単なスケッチを描き、内容や配置を検討することで、最終的な仕上がりが整然としたものになります。

正確な配置を意識する

大きな紙に書く際には、文字や絵の位置が曲がらないようにするために、定規を使って鉛筆で薄く下書きをすることが大切です。

下書きは、後で修正が可能なように薄く描くことがポイントで、最終的な仕上がりがきれいでプロフェッショナルな印象を与えることができます。

丁寧な仕上げ

鉛筆の下書きを黒のフェルトペンなどで丁寧になぞることで、文字や絵をはっきりと見やすくすることができます。

黒のフェルトペンは視認性が高く、遠くからでも読みやすいので、プレゼンテーションの際に効果的です。

カラフルな表現で視覚的効果を高める

図やグラフなどは、色フェルトペンや色鉛筆を使ってカラフルに仕上げると、視覚的に魅力的になります。

色を使うことで、重要なポイントを強調したり、データの違いを分かりやすく示したりすることができます。

視覚的な情報は、見る人の理解を助け、記憶に残りやすくなります。

写真の活用

実験の様子を撮った写真を資料に添付することで、内容がより印象的でわかりやすくなります。

写真は、実際の状況を視覚的に伝える強力なツールです。

実験の過程や結果を写真で示すことで、言葉だけでは伝えきれない細かな部分も共有することができます。

自由研究のまとめ方 模造紙・画用紙の書き方について

模造紙・画用紙にまとめるときの構成・書き方ですが、自由研究には、どのような研究をしたのかということを表明する「タイトル」があると思います。

基本的には、一番上に、そのタイトルを持ってくるのが王道です。

そして、自由研究の具体的な「内容」は中央に配置し、一番下に「まとめ」を持ってきます。

一番上の中央にタイトルを配置して上から下へと内容部分である自由研究内容を書いていくまとめ方になりがちですが、一番上のタイトルを左右に寄せることで、内容部分も左右、2行~3行に分けて書くとデザイン性が出ます。

「内容」の部分にどういった項目があるのか、その項目をどういう順番でもってくるとわかりやすくなるのか考えることがポイントです。

何を書けばよいのか?

「タイトル」が決まっていれば、その次には、なぜその自由研究をしようと思ったのかという理由が必要です。

例えば、「蟻の生態について」の自由研究をするとします。 「花壇の植物に蟻がたくさんいるのを見た。」 「どうして甘いものがここにあるのがわかるのか、疑問に思った。」など理由はある様々と思います。

次は、自由研究の一番核になる部分の「内容」ですが、内容といってもいくつかの項目に分けることができます。

実験の手順、実験内容と結果、そして、実験で得られた結果を今後に役立てるためにはどうしたらいいのかも必要です。

先の例の「蟻の生態について」でしたら「蟻が家の中に入らないためにはどうしたらいいのか」、「蟻退治の薬をどこに置けば一番有効なのか」などです。

もちろん、実生活で役立てるためにはどうしたらいいのかというような内容の自由研究ではない場合もあります。

その場合は、自由研究で得られた結果についての自分の感想を書くのが良いとされています。

まとめる際の基本的な必要項目は下記の通りです。

1.タイトル

2.その自由研究を選んだ理由

3.実験に使った道具

4.実験内容(どのような方法で実験したか、何をしらべたかなど)

5.実験結果

6.使用した文献や資料

7.まとめ:実験結果を今後にどのように活かすか、または感想 今後にどう活かすかと感想の両方が書ければベストです。

どちらにしても感想は書きましょう。 感想はどういったところが意外だったか、どういったところに苦労したのか、など自由研究をしたことで実際に感じたことを率直に書いてみると実際にやった時の気持ちが伝わりやすいので、ぜひ入れてみてください。

 

写真はどこに使うのか?

言葉でいくら説明しても、一枚の写真には敵わないこともあります。

また、どんな人でも文字だけでは飽きてしまうので、途中で興味をなくしてしまう場合もあるかもしれません。

自由研究の内容を見てくれる人にイメージしてもらいやすくするためにも、写真を貼るというのは重要なので、実験途中や結果、使用した道具などの写真はこまめに多めに撮っておきましょう。

写真を貼る位置は、「タイトル」「内容」「まとめ」という3部に分ける場合の「内容」部分です。

具体的には「実験に使った道具」「実験内容」「実験結果の説明」として写真を使用するといいでしょう。

植物の観測などの研究では、定点観測が基本です。

同じ位置で同じ時間に撮影しなければいけません。

写真を貼るととてもわかりやすいのですが全てを写真にするより工程をイラストにして、最終結果を写真にするほうが最後の写真のインパクトが効いてきます。

工程をイラストにするメリットとして写真はわかりやすいとはいえ、工作などの研究の場合、作り方の細かな部分はイラストの方がわかりやすいことがあります。

最適なテーマを決めよう

今回は自由研究のまとめ方についてご紹介しました。

いざ、調べてみると自由研究について調べてみると、大事なのは目的を理解した上で、最適なテーマを決めることと言われています。

まずは好きなカテゴリーを決めて、そこから興味のあるテーマを選んでみると良いと思います。

自由研究をする本人が興味のあるものを選ぶことで、モチベーションを上げて取り組むことができるのではないでしょうか。

また、冒頭にも書きましたが、当店は紙問屋ですので、紙に関しての疑問、質問などありましたらお気軽にお問合せ下さい。

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