大正13年創業紙問屋直営の紙の専門店

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全判用紙(四六判、菊判、A判、L判、H判)販売のお知らせ

大判用紙は一般的なA4やB5サイズの紙に比べて大きな用紙のことを指し、印刷業界やデザイン、包装、パッケージ関連など幅広い分野で活躍します。

KAMIOLSHOPでは、大判用紙として良く使われる「上質紙」「コート紙」「マット紙」「クラフト紙」「ケント紙」「板紙(厚紙)」「色上質紙」の7種類の用紙で全判サイズでの販売を行っております。

上質紙

コート紙

マットコート紙

クラフト紙

商品画像
 

未晒クラフト

50g/㎡

未晒クラフト

60g/㎡

未晒クラフト

70g/㎡

半晒クラフト

50g/㎡

半晒クラフト

60g/㎡

半晒クラフト

70g/㎡

ハトロン判

54kg 500枚

¥18,700

65kg 250枚

¥15,400

75.5kg 250枚

¥16,500

54kg 500枚

¥19,800

65kg 250枚

¥15,950

75.5kg 250枚

¥17,050

ケント紙(北雪CoC)

板紙(フリューサンド)

商品画像
  210g/㎡ 230g/㎡ 260g/㎡ 310g/㎡ 360g/㎡ 420g/㎡ 460g/㎡
L判

18.5kg

100枚

¥17,600

20kg

100枚

¥19,250

23kg

100枚

¥20,900

28kg

100枚

¥24,200

32kg

50枚

¥16,500

37kg

50枚

¥18,700

41kg

50枚

¥19,800

色上質紙

 

代表的な全判サイズ

四六判(しろくばん)サイズ:788mm × 1091mm

四六判はイギリスの「クラウン判」という紙の規格を元にしたサイズで、明治時代に日本に取り入れられました。

用途

B列本判と似たサイズ感で、B4やB5サイズなどB列規格の印刷物に対応します。

書籍や冊子の印刷にも使いやすいサイズです。

歴史

日本で古くから使われていた「美濃判」(273mm×394mm)がちょうど8枚に断裁できます。

B列との親和性が高く、日本では早くから定着しました。

菊判(きくばん)サイズ:636mm × 939mm

「菊」という名前から日本発祥のように思えますが、実は明治時代にアメリカから輸入されたサイズです。

新聞の印刷用紙として広まりました。

用途

A本判とほぼ同じ使われ方をします。

A列がない場合、代わりに菊判が選ばれることもあります。

歴史

名前の由来は諸説あり、「新聞」の「聞」が「キク」と読めることに由来する説や、アメリカから紙を輸入した際についていたラベルのキク科の「ダリア」のマークから取られた説があります。

A本判(えーほんばん)サイズ:880mm × 625mm

A本判は、A列規格サイズの元になる紙です。

チラシや冊子、コピー用紙など、私たちの生活で最もよく目にするA4サイズの元々のサイズになります。

国際規格(ISO)で決められたサイズで、計算しやすく幅広い用途に対応可能です。

用途

A列規格の印刷物を効率よく作る際に使われます。

A1サイズ(594mm×841mm)よりも少し大きく、印刷時にトンボ(仕上がりを確認するためのマーク)や余白を確保できるため、多くの印刷物で採用されています。

歴史

1929年にドイツから日本に取り入れられた規格で、現在では「ISO 216」という国際標準規格として広く普及しています。

ハトロン判 サイズ:900mm × 1200mm

包装紙やカレンダー、地図などの大型印刷物に使われるサイズです。

クラフト紙などに使われているサイズです。

包装用紙や工業用紙として広く使われるサイズで冊子印刷にはあまり使われません。

用途

丈夫で大きな紙が必要な包装紙やポスター、地図、型紙などに使用され、工業や手芸の分野で重宝されています。

歴史

名前は、薬莢を包む紙「patroonpapier(オランダ語で包み紙の意味)」が語源です。

L判(えるばん)サイズ:800mm × 1100mm

厚手でしっかりした板紙やパッケージ用紙として使用される規格で製造業や梱包用紙の分野で重宝されています。

用途

パッケージ用紙、厚紙製品(台紙や板紙)、高級感のある製品ラベルなどに使われます。

※パッケージには印刷物のように、A4、A3と言った定型寸法がなく、大きさや形状によって展開を都度、面付する必要があります。無駄なく面付するために少しでも紙の面積が大きい方が効率的ですが、印刷機の大きさは決まっているので、印刷が出来る範囲で少しでも面積を大きくするために、四六判(788×1,091㎜)より大きなL判(800×1,100㎜)が使われるようになったといわれています。またパッケージは抜き加工が主流です。そのため、印刷時に、印刷の咥え(くわえ)と共に、トムソン加工時の咥えが必要となることも、サイズが大きくなった要因となります。

由来

「Long」の頭文字「L」が由来のサイズです。

大きい紙は何に使われているか?

大判用紙は、さまざまな分野で利用される非常に実用的なサイズです。

その用途は単なる印刷にとどまらず、産業やアート、日常生活にまで広がっています。

以下に主な用途をご紹介します。

印刷物や出版物

大判用紙は、書籍や雑誌の印刷物に欠かせない存在です。

特に四六判や菊判は、日本の出版業界などでも標準的に使われており、読書の快適さや印刷物の完成度を左右します。

その他にもポスターやカレンダー、リーフレットなど、視覚的にインパクトを与えるアイテムにも使用されます。

 

包装や梱包

ハトロン判で使われているクラフト紙や板紙は、包装紙や緩衝材、パッケージとして商品を守る役割を果たします。

工業用では型紙の作成にも使用されることが多く、製品の製造プロセスを支えています。大型の製品を包むための用紙としても最適です。

図面や設計図

大判用紙は、建築や機械設計などの分野で図面や設計図を作成する際に活躍します。

精密な情報を正確に伝えるための大判図面は、専門家にとって欠かせないツールです。

中でもケント紙などは紙の表面強度が高く、シャープな線が引けたり、消しゴムでの毛羽立ちが少ないため図面や設計図に最適です。

高級パッケージや台紙

L判の厚紙は、高級感を求められる商品のパッケージや、台紙・ラベルなどに使用されます。

化粧品やギフト用のパッケージデザインに使われることも多く、美しさと機能性を兼ね備えた紙が重要です。

教育やイベント

学校やイベント会場では、大判用紙が掲示物や発表資料、展示パネルの基材として使われます。

また、学校でよく使われているA4サイズと親和性があるので、視覚的にわかりやすく、遠くからでも情報が伝わりやすいという利点があります。

アートやクリエイティブ作品

画家やデザイナーにとって、大きなキャンバスとなる紙は自由な創造を可能にします。

ポスター制作、アートワーク、ディスプレイ用のグラフィックデザインなど、クリエイティブな活動に大判用紙が利用されています。

 

大きい紙の用途は、実用性と創造性の両面で無限に広がっています。

紙の選び方ひとつで製品の完成度が変わりますので、ぜひ用途に合わせて最適なサイズをお選びください。


お問い合わせ・ご注文について

紙の選び方や印刷物のご相談は、私たち紙問屋スタッフが丁寧に対応いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

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