蝋のひび割れ具合を再現したファンシーペーパー
蝋のひび割れから染みた染料が味わいある柄を浮かび上がらせる。
日本の伝統技法であるろうけつ染めを再現したファンシーペーパーです。
丈夫で厚みがあり、耐久性に優れていて見積書・契約書の表紙のほかに、和風な印刷物・台紙などによく使用されます。
裏面はエンボス感はありませんが、表面の「ろうけつ染め」模様が透けて見えます。
- 厚さ
- 215kg (約0.29mm)
- 色
- 全13色展開
プルダウンにてお選びください。
しろ、はだ、こそめ、しらちゃ、こがね、みず、ねずみ
ぞうげ、あさぎ、みどり、あい、しゅ、すみ
- 配合表記
- ECFパルプ配合
※ECFパルプは、今までの分子状塩素によるパルプの漂白をダイオキシン発生のおそれが少ない二酸化塩素やオゾンなどに替えて漂白したパルプのことです。
環境負荷が少ないためエコパルプとも呼ばれています。
- 印刷適性
-
インクジェットプリンタ:△
写真や小さな文字は潰れる可能性があり、やや滲む傾向があります。
レーザープリンタ:△
写真は鮮明に再現されません。紙が厚くなるにつれて型押模様が深くなるので定着できなかったトナーが汚れにつながる可能性があります。
裏面は平らですのでトナーの定着は良いです。
- 印刷の注意点
- 特殊紙・ファンシーペーパーは、基本的にインクジェットプリンタやレーザープリンタ出力を想定した設計はされていません。
ただし、それぞれのプリンタで出力できる紙があります。
プリンタの機種やインクの量、紙厚、連続給紙枚数、温度・湿度等の室内環境など、いろんな条件の組み合わせで、うまく出力できない場合があります。
あくまでも目安としてお考えいただき、ご使用の際は必ずテストプリントを行い、ご自身の責任の範囲でご利用いただけますようお願い申し上げます。
レザック82 ろうけつの特徴
ろうけつ染めのひび割れ模様を、紙面の凹凸と色で表現したファンシーペーパー
蝋のひび割れから生まれるような不規則な表情
レザック82 ろうけつは、日本の伝統技法であるろうけつ染めをイメージしたファンシーペーパーです。
大柄ではっきりしたエンボスの中に、蝋がひび割れたような線が広がり、均一な柄とは異なる味わいを紙面に加えます。
印刷を加える前から、紙そのものがデザインになる
表面の模様に存在感があるため、文字やロゴを絞ったシンプルなレイアウトでも紙面に表情をつくれます。
和風の印刷物だけでなく、素材感を印象づけたい表紙、カード、パッケージなどにも取り入れやすい紙です。
用途に合わせて選べる4種類の厚さ
100kgから215kgまで4種類があり、しなやかな一枚物から厚手のカードや表紙まで用途に合わせて選べます。
同じ模様でも厚さによってコシや加工時の扱いやすさが変わるため、完成品の形から厚さを選ぶのがおすすめです。
質感について
大柄のエンボスと不規則なひび割れ模様がつくる、奥行きのある紙肌
光の方向で見え方が変わる凹凸
表面には大柄のエンボスがあり、光の当たり方や見る角度によって模様の陰影が変化します。
平滑な紙のように均一に見えるのではなく、紙そのものに立体的な表情があります。
ろうけつ染めを思わせる不規則な柄
規則正しく繰り返す模様ではなく、ひび割れが広がるような線が紙面に現れます。
和の印象を持ちながらも、余白やタイポグラフィと組み合わせることで現代的なデザインにも取り入れられます。
表面と裏面で異なる見え方
表面にはエンボスがありますが、裏面は表面ほど凹凸が強くありません。
表面側の模様が裏面にもわずかに感じられるため、表裏が見える制作物では両面の表情を確認してからレイアウトを決めると安心です。
おすすめ用途
215kgの強いコシを活かし、厚手のカードや表紙にろうけつ模様の存在感を持たせたい用途におすすめです
ショップカード・ブランドカード
厚手の一枚物として、紙そのものの模様と手応えをしっかり感じさせたいカードに。
ロゴや必要な情報を絞り、エンボスを見せる余白を残すと素材感を活かしやすくなります。
商品タグ・台紙
和雑貨、工芸品、ギフト商品などに添える厚手のタグや台紙に。
柄を背景として活かせるため、印刷面積を抑えたシンプルなデザインにも合わせやすい厚さです。
冊子・作品集の厚手表紙
表紙そのものに厚みと存在感を持たせたい作品集、記念誌、メニューなどに。
折り加工を伴う場合は、筋入れの有無や折り位置を含めて本番仕様でご確認ください。
パッケージの台紙・スリーブ
商品を固定する台紙や厚手のスリーブなど、紙の存在感を活かすパッケージ用途に。
折り、貼り、型抜きなどを組み合わせる場合は、紙厚とエンボスの影響を試作で確認してください。
色の選び方
ろうけつ模様をどの程度見せたいかと、文字・図柄とのコントラストから選べます
しろ・ぞうげ・はだ・しらちゃ
明るい紙色は濃い文字や線とのコントラストを取りやすく、案内状や冊子など情報量のあるデザインにも合わせやすいグループです。
紙面のひび割れ模様をやわらかく見せながら、印刷内容も読みやすくまとめたい場合に選びやすくなります。
みず・あさぎ・ねずみ
落ち着いた寒色系や中間色は、和の雰囲気を残しながら涼しさや静かな印象を加えたい制作物に。
文字色との明度差が小さくなる場合があるため、細かな文字を使う場合は実際の印刷条件で確認してください。
こそめ・こがね・しゅ
温かみのある色やアクセントカラーは、ろうけつ染めを思わせる柄と組み合わせて印象的な紙面をつくりやすいグループです。
和風の案内、商品タグ、パッケージなど、紙色そのものをデザイン要素として見せたい用途に取り入れられます。
みどり・あい・すみ
濃い紙色では、エンボスによる陰影が見え方の一部となり、紙そのものの存在感を強く出しやすくなります。
一般的な濃い文字や図柄は見えにくくなることがあるため、使用する印刷色や加工方法を含めて事前確認をおすすめします。
用途に合わせた厚さの選び方
|
連量
|
紙厚
|
特徴
|
用途
|
|
100kg
|
約0.14mm |
4種類の中で最も薄く、
しなやかさを活かしやすい厚さ
|
案内状、冊子の扉・遊び紙、掛け紙、ペーパークラフト
|
|
130kg
|
約0.18mm |
適度なコシがあり、
表紙や一枚物にも使いやすい厚さ
|
パンフレット表紙、招待状、メニュー、ブランドカード
|
|
175kg
|
約0.23mm |
しっかりしたコシがあり、
カードや表紙に存在感を出しやすい厚さ
|
冊子表紙、ポストカード、商品タグ、メニュー
|
|
215kg
|
約0.29mm |
4種類の中で最も厚く、
強いコシを活かしやすい厚さ
|
ショップカード、商品タグ、厚手表紙、パッケージ台紙
|
印刷・加工について
大柄のエンボスを前提に、細かな印刷や加工部分は事前確認を
印刷面にも凹凸の影響が現れます
表面にははっきりしたエンボスがあるため、平滑な紙と比べて写真や細かな文字、細線、広いベタ面の見え方が変わる場合があります。
模様を活かす場合は、印刷で全面を覆わず、紙肌が見える余白を残すデザインも効果的です。
家庭用・オフィス用プリンターを使用する場合
インクジェットプリンターでは、写真や小さな文字がつぶれたり、ややにじんで見える場合があります。
レーザープリンターでは、表面の凹凸によってトナーが均一に定着しにくい場合があり、特に厚手になるほど影響が出る可能性があります。機種、紙厚、給紙方法によって結果が変わるため、本制作前にテスト印刷を行ってください。
裏面へ印刷する場合
裏面は表面に比べて平滑なため、表面とは印刷の見え方が異なります。
両面印刷を予定している場合は、表裏それぞれで文字や図柄の再現性を確認してからデザインを決めることをおすすめします。
折り・筋入れ・貼り加工
紙厚が増すほど折り部分への負荷も大きくなるため、厚手を折る場合は筋入れを含めて試作してください。
貼り加工では、エンボス面と接着位置の関係によって仕上がりが変わる場合があるため、本番と同じ仕様で確認してください。
箔押し・型抜きなどの加工
凹凸のある紙に箔押しや型抜きを組み合わせる場合は、加工条件によって仕上がりが変わります。
加工会社へ紙名・連量を伝え、完成品と同じ条件での事前テストをおすすめします。
商品の背景・ストーリー
1982年に誕生した、日本のろうけつ染めを紙で表現するレザックシリーズ
伝統技法の表情をファンシーペーパーへ
レザック82 ろうけつは1982年に発売されました。
蝋のひび割れから染料が染み込み、独特の柄が生まれるろうけつ染めの表情を、大柄のエンボスを持つ紙として再現しています。
和の模様を、印刷物やパッケージの素材として
紙の表面にあらかじめ模様があるため、装飾を印刷だけに頼らず、素材そのものをデザインの一部として使えます。
和風の制作物はもちろん、紙肌を主役にした現代的なカードやブランドツールにも取り入れられます。
使用前に確認したいポイント
エンボス・紙色・紙厚の影響を確認してから本制作へ
小さな文字や写真はテスト印刷を
表面の凹凸によって、細かな文字や線、写真が平滑紙と同じように再現されない場合があります。
必要な読みやすさや表現が得られるか、実際の用紙と印刷機で事前に確認してください。
濃色紙ではコントラストを確認
濃い紙色では、一般的な黒や濃色の文字が見えにくくなる場合があります。
使用する文字色や図柄と紙色の組み合わせを確認し、必要な視認性を確保してください。
厚手はプリンターの対応紙厚を確認
プリンターには給紙できる紙厚や坪量に上限があります。
特に175kg・215kgを使用する場合は、使用機器の対応範囲と推奨給紙方法をご確認ください。
加工は完成品と同じ条件で試作
折り、筋入れ、貼り、箔押し、型抜きなどを行う場合は、紙厚とエンボスの影響を確認するため、本番と同じ紙・寸法・加工方法での試作をおすすめします。
ご注意事項
Notice