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七夕の短冊や七夕飾りの紙ってどんな紙?

7月7日は七夕。折り紙で七夕飾りを作ったり、短冊に願い事を書いて、手芸の上達などを願います。

今回は七夕におすすめの紙を七夕にまつわるうんちくや、使用方法と絡めてご紹介します。

自分で手作りするのはちょっと…という人や時間がない人でも使えるヒントがあると思うので、ぜひ日本の伝統行事を楽しみましょう!

七夕飾りとは?

色とりどりの短冊や、いろんな形の飾りを笹竹に吊す七夕飾り。

昔は高ければ高いほど星に願いが届くと考えられ、屋根の上まで高くかかげていたようです。

紙で作る七夕飾りにはいくつかの種類があり、「七つ飾り」と呼ばれていて、それぞれにこんな意味が込められています。

  • 吹き流しの画像

    吹き流し

    機織りやお裁縫の上達を願う飾りです。かつての宮中儀式で、五色の糸を長い針に通してお供えしていたものを、紙で表現したものです。

  • 屑籠 七夕飾りの画像

    くずかご

    清潔倹約を意味しています。七夕飾りを作るときに出た紙くずを入れて飾ることも。

  • 七夕飾り 網飾りの画像

    網飾り(あみかざり)

    漁業の網(あみ)から生まれた飾りです。大漁を祈願しています。


  • 折鶴

    家内安全や、長寿を願う飾りです。千羽鶴にする場合もあります。


  • 巾着(きんちゃく)

    金運の上昇や、貯蓄を願って飾ります。財布の場合もあります。


  • 紙衣(かみこ)

    折り紙で作った人形や着物の形のもののこと。裁縫の上達を願うほか、病気や災いの身代わりになってもらうという意味もあります。


  • 短冊

    五色の短冊」に願い事を書いて飾ります。五色とは、赤・黒(紫)・青・白・黄のこと。

七夕飾りに最適な紙

短冊 400枚セット

色上質紙で作った短冊セットです。

一般的な短冊よりも一回り大きめ(210mm × 74mm)にカットしてあるので、小さいお子様でも文字を書きやすいサイズ感です。

ご家庭用だけでなく、福祉の現場や保育園幼稚園などの育児関連施設、スーパー等の商業施設にもおすすめです。

七夕飾りセット

金銀の特殊紙で煌びやかな七夕飾りが作れます。皆さんで楽しく飾りつけを作ってみてはいかがでしょうか。

セット内容
短冊・・・全32色X1枚(色上質紙 中厚口 全32色)
折り紙・・・全32色X1枚(色上質紙 中厚口 全32色)
輪飾り・・・全32色X3枚(色上質紙 中厚口 全32色)
天の川用紙・・・5枚(色上質紙 厚口 空色)
飾り用紙(金)・・・5枚
(ジパング 107.5kg インカゴールド)
飾り用紙(銀)・・・5枚
(キュリアスメタル 103kg シルバー)

NTほそおりGA

昔の七夕の行事では「赤・黒(紫)・青・白・黄」の五色の糸を飾っていて、これが転じて今の短冊になりました。そんな短冊におすすめなのがNTほそおり

カラーバリエーション豊富で昔の色の組み合わせを楽しむもよし、今風にアレンジしても楽しいのではないでしょうか。

また、布の様な織模様が入っており、これは「棚機(たなばた)」といって機織りの上達を祈った七夕の由来にぴったりの紙ではないでしょうか。

ケンランキラ

七夕は星まつりという別称を持っていることを皆様ご存じでしょうか。

この紙はそんな星まつりにふさわしく絢爛(けんらん)にキラキラと、まさに「星の様に」光っている紙です。

光っているけれどもどこか上品で、カラーも淡く優しく、おうちに飾ってもインテリアとなじみます。

工作にも向いているまさに七夕向けといった紙です。

アートドリープ

七夕飾りは置きたいけど景観が崩れるのが嫌…たくさんの種類を作るのは面倒だなあ…と七夕飾りをあきらめている人も多いのではないでしょうか。

この紙はトレーシングペーパーのような薄い紙にエンボス加工がなされていて、一枚だけでお洒落に、主役にもわき役にもなれる優秀な紙なんです。

和風からモダンな柄まであるので、お好きな柄を選んで、一つ鶴を作っておいてみる。そんな時間があってもよいのではないでしょうか。

ことぶきすのめ

せっかくの七夕なのに時間がない!という人におすすめなのがこちらの紙。

和紙のような雰囲気に金箔がちりばめられていて、この紙があるだけで空間が華やかになります。

七夕の日の食卓にランチョンマットやちょっとした飾りとして置いてみるだけでも普段と違う楽しみを味わえるのではないでしょうか。

七夕ってどんな日?

七夕とは、織姫(おりひめ)さまと彦星(ひこぼし)さまが天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のこと。短冊に願い事を書いて、に飾り付けます。

雨が降ると天の川が渡れない」とも言われており、てるてる坊主をつるした人も多いのではないでしょうか?

かつては旧暦の7月7日だったので、現在でいうところの8月上旬~下旬ごろで、昔は晴天率の高い行事だったのです。

月の動きに基づく旧暦では、7日は必ず半月になります。22~23時ごろには西に沈むため、夜半には天の川がよく見える日だったようです。

新暦の現在では、7月7日は日本の多くが梅雨の最中で、晴れる確率は3割ぐらいと言われています。

七夕のお話は、中国古代の民間伝承が元になっていて、日本には、奈良時代に宮中儀式として伝わり、織姫が機(はた)織りの上手な働き者だった…という内容から、手芸や裁縫の上達を願う風習につながりました。星に願い事をする原型はここから始まっています。

ちなみに七夕と書いて「たなばた」と読むのは、日本では古来、神事などに使う高貴な布を織る行為をたなばた(棚機)と呼んでいたため。本来なら「しちせき」と読む外来語に、「たなばた」という大和言葉を当てたようです(他にも諸説あります)。

七夕を楽しむ

一緒に空を眺める

星が見える時間帯に、空を眺めてみてはいかがでしょうか。

目の前に広がる光景を教材に、織姫と彦星を見つけたり、天の川をみんなで探したりすると楽しみながら夜空を鑑賞できます。

七夕伝説のお話も本やスマホを参考に天の川を見ながら、嗜むとイメージがわきやすくなると思います。

一緒に笹を飾り付ける

七夕の飾りは複数の種類があります。

七夕飾りを手に取ってどのような意味が込められているのか解説しつつ、みんなで一緒に飾り付けることがおすすめです。

クリスマスツリーを飾り付けるときと同じように、準備段階から参加してもらえるため、イベント期間を長く取ることもできます。

 

年に一度しかない七夕、遠い空の星に思いを馳せながら、地上では思いっきり楽しく過ごしたいですね。

また、皆様の気になる紙や飾りは見つかりましたか?

KAMIOLSHOPには様々な行事やイベントに対応した紙がありますので、これを機にぜひ見てみてください。

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